ギア CHANGE THE GRIP!Re Grip!01「グリップは消耗品だ」 2021.04.16 ギア あなたのクラブ、そろそろグリップ交換の時期ですよ! ゴルフクラブとプレーヤーを繋ぐ唯一の接点「グリップ」。だけどグリップの重要性について考えたことがないかも・・・。 そんな一般アマチュアゴルファーのための連載がスタート。第一回目は鹿又 芳典さんがグリップ交換の必要性について講義します。 講師/鹿又 芳典 かのまたよしのり、多くのゴルフメディアでクラブの解説を行う。本業は自身が経営するゴルフショップマジックでのフィッター&クラフトマン。日々ゴルファーのニーズに応えたギアを提供している。 撮影=田中 宏幸 同じグリップでも性能の違いは歴然! OLD 経年劣化によってツルツルの状態。もしあなたのグリップがこの状態にあるならば、すぐにグリップ交換をお勧めします。 NEW 表面のゴムがドライな状態でフィット感が手になじみます。 トーナメントプレーヤーのグリップ交換タイミング [男子ツアー] 約1ヶ月〜2ヶ月(最短はシーズン中2週間) [女子ツアー] 約1.5ヶ月〜3ヶ月 理想的には1年に1度のグリップ交換を推奨 いつも何気なく握ってプレーされているゴルフクラブのグリップ。そのグリップですがどれくらいの期間、お使いになっていますか? 恐らくですが多くのアマチュアゴルファーの皆さんが、クラブを購入されたその日から今まで使用している、とお答えになるのではないでしょうか。 グリップってラバー(ゴム)や樹脂といった素材で作られていますが、まず例外なく使えば使うほど表面のパターン(握り心地や滑り止め)が擦り減ってしまい、グリップ力が新品だった頃に比べて大幅にダウンしてしまうもの。練習やラウンドの頻度が高い方ほど、擦り減り度が増します。ただ一気に擦り減って滑りやすくなるわけでもないためプレーヤーは性能の劣化を気付きにくいのです。また使用頻度が高くなくてもゴム素材は時間とともに経年劣化するため、自然にパフォーマンスは低下していきます。 グリップは消耗品です。一般的なアマチュアゴルファーは1年に1回を目安にグリップ交換を推奨します。また頻繁にプレーされる方は年に2回、ハイシーズンに入る前の3月、8月にグリップの状態をチェックして交換していただきたいと思います。 スイング中は、主に切り返しの瞬間とインパクトでグリップに握り圧が加わります。この瞬間、性能劣化したグリップで滑りやすい状態では、スイング全体に力みを与えてしまい、パフォーマンスの妨げになってしまうのです。 握り心地が変われば振りやすさが明らかに変わる ではグリップの交換がなぜ大切か、それはグリップの性能によってゴルフクラブのパフォーマンスそのものが変わってしまうからです。 例えば経年劣化したグリップは一般的に硬くなりがち、意識はしていなくてもそれを自然とグリップから感じたプレーヤーは握り圧が強くなってしまう・・・そうなればクラブの扱い方自体が変化してしまいパフォーマンスに影響を及ぼしてしまうのです。 わかりやすくいうと雨の日など滑りやすいグリップの状態だとショットがしにくい、そんな状態を作り出しているわけ。グリップは常にいい状態を維持しておきたいものです。 グリップはパーツ単価では安価ですが、セット全てを交換するとなると、価格は嵩みますので最初はドライバーや7番アイアンなど1本の交換から試してみませんか。 その際、握り心地のいいグリップを探してみましょう。一般的に細いタイプはヘッドを重たく感じやすく、太いタイプはヘッドを軽く感じやすい。グリップ一つでクラブ全体の印象がガラリと変化することを体感でき、ご自分にとってどんなタイプが最適か判断していただきたいと思います。 信頼のゴルフプライド 世界のツアーで常にナンバーワンの使用率を誇っているのがゴルフプライドのグリップです。その象徴モデル「ツアーベルベット」は発売から25年以上経った今でもナンバーワンの座は不動、すべてのモデルの中のベーシックモデルと言えます。様々なニーズに対応する「ツアーベルベット」のラインナップをご紹介します。 ツアーベルベット・ラバー あらゆるメーカーでも採用されているため、誰しも1度は握ったことがあると思います。テーパーのつき方が秀逸で手のフィット感が抜群にいい。「ツアーベルベット」をベースにして様々なタイプを試してみるといいでしょう。 ツアーベルベット・コード 「ツアーベルベット」がベースに、コード材(糸)が練りこまれて硬度が高いタイプです。しっかり目に握られるキャリアが長いベテランゴルファーに愛されています。 ツアーベルベット・ラバー360 ドライバーのロフト・ライ調整機能に対応したグリップです。グリップ状にロゴがないためシャフトの向きが回転しても違和感なく握ることができます。 ツアーベルベット・ラバー・アライン 旧型のバックラインをゴルフプライドが独自に改良し、従来のものより強調、可視化した「アラインテクノロジー」を搭載。指の間接にフィットすることで、フェースの向きをスイング中に感じやすくできます。 ツアーベルベット・プラス4 グリップ下部を下巻きテープ4枚分と同等の太さとしたテーパーレス形状。左右のグリップをバランス良く握りたいという多くのツアープレーヤーのニーズで生まれたグリップです。 グリップの問い合わせ/日本フェィウィック株式会社 TEL03-6262-6176 ゴルフプライド公式サイトへアクセス BUZZ GOLF プロフィール 良いものミックス!ゴルファー目線の選りすぐり情報発信マガジン! “BUZZ(バズ)”とは様々な情報を持ち寄り、良いものを... Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: BUZZ GOLFギアグリップ, 日本フェィウィック, 鹿又 芳典コメント: 0 総力特集「ゴルフボールの教科書」後編 スイング 連続写真館 Vol.01 [不定期連載版]笹生 優花 コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) - 公開されません - URL
この記事へのコメントはありません。